不動産屋が教える失敗しない賃貸の探し方と内見するまでの全手順

「賃貸ってどうやって探すの?」「何かいい探し方はある?」など、賃貸物件の探し方について気になっていませんか?

賃貸物件の探し方は、希望の条件をまとめた上でネットから探すのが正解で、不動産屋に行って物件を紹介してもらう探し方はいい物件に出会えません。

このページでは、長年不動産仲介の営業として働いてきた筆者が、賃貸の探し方について下記の流れで解説します。

すべて読めば、この時代に合った賃貸の正しい探し方がわかるので、誰でも失敗することなく理想の物件が見つかります。

物件探しは「2ヶ月前」がベスト

大前提として、物件探しは引越したい日の「2ヶ月前」から探しはじめるのがベストです。

2ヶ月以上前から探しても、物件を仮押さえすることはできないので意味がありません。

「いい物件があればすぐにでも引越せる!」ぐらいの感覚でいれば、理想の物件を借りれる確率はグッと上がります。

1. まずはあなたに合う条件をまとめてみる!

物件を探すときは、あなたに合う条件をまとめた上でネットから探すのが主流です。

物件を借りるのが初めての人だと不動産屋に行って相談するかもしれませんが、いいカモにされるだけなのでやめましょう。

賢い方法は下記の条件をまとめた上でネットから物件を探すことです。

このとき、「不動産会社の人と相談しながら決めたい」という人でも、ざっくりとでいいので自分の希望や理想をまとめておきましょう。

すべてを不動産会社に任せると、あちらに都合のいい物件ばかり提案される恐れがあります。

なので、この章を参考にして少しでも自分で条件をまとめられるようにしましょう。

1-1. 月収に見合う家賃を計算する

一般的に、家賃の上限は「手取り月収額の25%前後」が理想とされています。

また、物件を借りるときは家賃に対して収入が見合っているかの審査がありますが、25%前後であれば審査基準もクリアとなります。

下記の表は、月収別に計算した家賃上限の目安なので、あなたの月収だといくらが目安になるのか確認しましょう。

手取り月収額 家賃の目安
120,000 ~ 140,000円 30,000 ~ 35,000円
150,000 ~ 170,000円 37,500 ~ 42,500円
180,000 ~ 200,000円 45,000 ~ 50,000円
210,000 ~ 230,000円 52,500 ~ 57,500円
240,000 ~ 260,000円 60,000 ~ 65,000円
270,000 ~ 290,000円 67,500 ~ 72,500円
300,000 ~ 320,000円 75,000 ~ 80,000円
330,000 ~ 350,000円 82,500 ~ 87,500円

賃貸の初期費用は家賃4~5ヶ月分かかる

賃貸の初期費用(契約金)は、担保として預ける「敷金」のほか、大家さんにお礼として支払う「礼金」などを合わせて「家賃:4~5ヶ月分」かかることが一般的です。

なので、仮に家賃60,000円の物件を借りるときは「240,000~300,000円」の初期費用が必要と考えておきましょう。

また、初期費用の内訳と、何のために支払うお金なのかは、下記の表を見ればわかります。

名目 目安 詳細
敷金 1~2ヶ月 部屋を借りる担保として大家さんに預けるお金。
礼金 1ヶ月 部屋を貸してくれる大家さんにお礼として支払うお金。
前家賃 1ヶ月 翌月分の家賃を前もって支払っておくためのお金。
仲介手数料 1ヶ月 部屋探しから契約までサポートしてくれる不動産会社に支払うお金。
保証料 0.5ヶ月 保証会社※を利用するときに支払うお金。
火災保険料 1~2万円 万が一の火災や水害に備えて保険会社に支払うお金。
鍵交換費用 1.5~3万円 前の入居者が使ってた鍵を交換するためのお金。

保証会社とは

保証会社は連帯保証人の役割を果たしてくれる会社です。

家賃を滞納したときは、一時的に家賃を立て替えて大家さんに払ってくれます。

東京だと「8割以上」の物件が保証会社の利用を必須としているので、保証料が必要となるケースが一般的です。

1-2. 住みたいエリアを決める

土地勘がないところに引越すときは、職場や学校に通いやすい路線が通ってるエリアで探したほうがいいです。

仮に勤務先を新宿として、山手線沿線で探すときは、以下のように新宿から両隣10駅ぐらいを候補にしましょう。

山手線の路線図

駅にこだわらないで物件を探しはじめると物件数が多すぎて絞り込むのが大変なので、大まかな駅は決めておきましょう。

区域で絞るときは家賃相場を参考にしましょう

路線ではなく区域でエリアを決めるときは、区ごとの家賃相場を参考にしてみてください。

というのも、東京23区で考えると倍近くの差が出るので、家賃が高い区域と安い区域を把握しておきましょう。

下記は、東京23区内にある1人暮らし用の物件を対象にした家賃相場です。出典:HOME’S

区域 家賃相場
港区 124,500円
千代田区 117,400円
中央区 112,900円
渋谷区 112,000円
目黒区 105,000円
台東区 103,000円
新宿区 102,700円
文京区 98,000円
江東区 96,600円
品川区 94,300円
墨田区 93,500円
豊島区 90,300円
世田谷区 87,100円
中野区 84,900円
大田区 82,900円
北区 81,000円
杉並区 80,300円
荒川区 79,500円
板橋区 75,200円
練馬区 72,000円
江戸川区  70,000円
足立区 69,200円
葛飾区 67,900円

1-3. 部屋の間取りを決める

部屋の間取りを決めるときは、下記の表を参考に「住む人数」と「荷物の量」で決めるようにしましょう。

住む人数 荷物が少ない 荷物が多い
1人暮らし ワンルーム ~ 1K 1DK ~ 1LDK
2人暮らし 1DK ~ 1LDK 2DK ~ 2LDK
家族暮らし 2LDK ~ 3LDK 4LDK ~

上記の「DK」はダイニングキッチンの略で、「LDK」はリビングダイニングキッチンの略です。

それぞれ詳しく解説します。

1人暮らしの場合

基本的に、大学への進学や、就職するときの1人暮らしであれば、ワンルームもしくは1Kで十分です。

ワンルームと1Kの違いは、キッチンが「居室にあるか」「廊下にあるか」ということで、居室にあればワンルーム、廊下にあれば1Kとなります。

ワンルームと1Kの違いを表したイメージ

家賃に関しては、1Kのほうが1~2割高いケースが多いです。

それぞれ生活しやすい部屋の㎡数(平米数)と畳数は下記の通りなので、参考にしてみてください。

間取り ㎡数 畳数
ワンルーム 23㎡~ 8.5畳~
1K 25㎡~ 7畳~

また、ワンルームはキッチン前のスペースも畳数に含まれるため、1Kより1.5畳分広いほうが生活しやすいです。

上記の㎡数や畳数に満たない部屋もたくさんありますが、単純に狭くて収納スペースも小さくなるので注意しましょう。

1人暮らしで荷物が多い場合

荷物が多い場合は、ワンルームや1Kより1部屋多い1DKもしくは1LDKを候補にしましょう。

1DKと1LDKの違いは、リビング・ダイニングの広さの違いで、8畳未満なら1DK、8畳以上なら1LDKとなります。

1DKと1LDKの違いを表したイメージ

収納スペースと家賃に関しては、1LDKのほうが大きく、家賃も2~3割高いケースが多いです。

そして、1DKはアパート、1LDKはマンションに多い間取りといえます。

それぞれ生活しやすい部屋の㎡数と畳数は下記の通りなので、参考にしてみてください。

間取り ㎡数 畳数
1DK 35㎡~ リビング8畳~|寝室4畳~
1LDK 45㎡~ リビング10畳~|寝室6畳~

2人暮らしの場合

2人で暮らすときは、2部屋あることが理想だと思うので、上述した1DKもしくは1LDKを検討しましょう。

選ぶポイントとしては、下記のように考えると決めやすいです。

間取り 選ぶときのポイント
1DK
  • アパートでもいい人
  • 多少部屋が狭くても家賃が安い物件に住みたい人
  • 部屋に大きい家具家電を置かない人
  • 家で料理はしないからキッチンは小さくてもいい人
1LDK
  • マンションに住みたい人
  • 家賃が高くても広い部屋に住みたい人
  • 収納は大きいほうがいい人
  • リビングに大きめのソファやテーブルを置きたい人
  • 将来的に結婚や出産を考えてる人

上記のことから、若い恋人同士の同棲であれば、1DKでも十分暮らせるでしょう。

一方で、新婚の2人であれば1LDKのほうが暮らしやすいです。

将来的に子供ができたときも1~2歳までなら1LDKでも3人で暮らせるので、急いで引越す手間が省けます。

2人暮らしで荷物が多い場合

荷物が多い場合は、1DKや1LDKより1部屋多い2DKもしくは2LDKを候補にしましょう。

2DKと2LDKの違いは、リビング・ダイニングの広さの違いで、10畳未満なら2DK、10畳以上なら2LDKとなります。

2DKと2LDKの違いを表したイメージ

収納の大きさはさほど変わりませんが、キッチンスペースは2LDKのほうが広く、家賃も2~3割高いケースが多いです。

そして、2DKは1980年代に流行った間取りなので古い物件に多く、2LDKは新築マンションでも多く作られる間取りといえます。

それぞれ生活しやすい部屋の㎡数と畳数は下記の通りなので、参考にしてみてください。

間取り ㎡数 畳数
2DK 40㎡~ リビング8畳~|寝室5畳~|寝室5畳~ 
2LDK 60㎡~ リビング12畳~|寝室6畳~|寝室6畳~ 

家族暮らしの場合

3~4人の家族で暮らすときは、最低でも2LDK以上の間取りを選ぶことが望ましく、子供の人数に合わせて2LDKもしくは3LDKを検討しましょう。

このとき、子供が1人なら2LDK、2人なら3LDKといった感覚で問題ありません。

また、2LDKと3LDKの違いは寝室の数です。寝室が2つなら2LDK、3つなら3LDKとなります。

2LDK,3LDKの違いを表したイメージ

上記のイメージでも分かる通り、3LDKは寝室が多い分リビングが小さくなるケースが多いです。

なので、3LDKでも大きいリビングが欲しいときは、下記の生活しやすい部屋の㎡数と畳数を参考にしましょう。

間取り ㎡数 畳数
2LDK 60㎡~ リビング12畳~|寝室6畳~|寝室6畳~ 
3LDK 75㎡~ リビング15畳~|寝室6畳~|寝室6畳~ 
家族暮らしで荷物が多い場合

荷物が多かったり、子供部屋のほかに夫の書斎などを用意したいときは、寝室が4つある4LDKにすることが望ましいです。

4LDKならマンションより戸建てのほうが選択肢は増えるので、戸建てもあわせて検討しましょう。

1-4. 物件の条件を決める

物件の条件を決めるときは、下記3つの項目を中心に考えるようにしましょう。

一般的な目安とあわせて詳しく解説します。

物件の条件①|駅までの距離

日々の通勤通学で物件から駅まで歩く人は、「10分以内」を条件にすることが多いです。

そして、駅に近いほうが家賃は高くなり、駅から遠いほど家賃は安くなります。家賃を安く抑えたい人は、駅まで自転車で通うことも検討しましょう。

また、距離と分数は算出基準が決められていて、「80mにつき1分」なので、駅まで10分だと800mになります。

駅に近いデメリット

駅に近いと便利ではありますが、下記のようなデメリットも考えられます。

  • 治安が悪い
  • 電車の音がうるさい
  • 交通量が多く慌ただしい

上記のことから、静かに暮らしたいという人は駅に近すぎる物件は避けた方がいいでしょう。

物件の条件②|築年数

築年数は、建物が完成してから何年経っているかを表したものです。

きれいな築浅物件に住みたいときは、「3年以内」や「5年以内」が望ましいです。ただ、築が浅いほど家賃は高くなるので注意しましょう。

最近は、室内を新しく作り直す「リノベーション」が流行っているので、築30~40年でも新築同様のきれいな部屋はたくさんあります。

なので、築が古い物件も候補から外さないことが、いい物件に出会えるコツともいえます。

迷ったら1981年(昭和56年)を基準にすべき

築年数を何年以内に設定するか迷ったときは、一旦「未設定」にしておき、1981年以降に完成した物件を選ぶようにしましょう。

理由は、建物の耐震基準が1981年に切り替わったからです。

  • 1981年より「前」に完成した物件:旧耐震
  • 1981年より「後」に完成した物件:新耐震

わかりやすく言うと、1981年より前に完成した物件は地震に弱いです。

なので、築年数にこだわりがない人は「1981年以降に完成した物件にする」ということを1つの基準として考えておきましょう。

ちなみに、1982年に完成した物件でも旧耐震ということが稀にあるので、1981年前後に完成した物件は不動産会社に耐震基準を確認しましょう。

物件の条件③|建物構造

建物構造は、どんな構造で建物が作られているのかを表したもので、賃貸物件で一般的に多いのは下記3つの構造です。

構造 種別 特徴
木造
(W造)
アパート・戸建て 上階からの音が下階に伝わりやすく、冬場はすごく寒い。
鉄骨造
(S造)
アパート・マンション 大きな欠点がないバランスの取れた構造だが、鉄なので耐火性が△。
鉄筋コンクリート造
(RC造)
マンション 耐震性、防音性、耐火性、断熱性どれも優れている。

上記のとおり、「鉄骨造」と「鉄筋コンクリート造」であれば、不便なく暮らせると考えていいでしょう。

一方で、「木造」は騒音や寒さが気になるので注意しましょう。

家賃に関しては、「木造→鉄骨造→鉄筋コンクリート造」の順に高くなります。

迷ったら絞らないで探す

建物構造は物件によって良し悪しが大きく異なるので、迷ったときは絞らないで探すことが望ましいです。

詳しくは「4章」で解説しますが、実際に内見してチェックすることが何よりも大切です。

1-5. こだわりたい条件を決める

建物と部屋にあって欲しい設備やペット飼育の可否など、あなたがこだわりたい条件を決めましょう。

一般的に人気なのは下記の条件なので、実際に生活することを想像して検討してみてください。

  • バス・トイレ別
  • 2階以上の部屋
  • オートロック
  • 浴室乾燥機
  • 追い焚き機能
  • ウォシュレット
  • 独立洗面台
  • 宅配ボックス
  • インターネット使用料無料
  • ペット飼育可
  • 都市ガス

このとき、こだわりたい条件が多すぎると物件数が限られるので、絶対に譲れない条件だけに絞りましょう。

アパートなら「都市ガス」はマスト条件

物件で使用するガスの種類は「都市ガス」と「プロパンガス」に分かれますが、アパートを借りるなら「都市ガス」をこだわりたい条件に入れましょう。

なぜかというと、プロパンガスは都市ガスより毎月の料金が1.5倍ほど高くなるため、都市ガスを選んだほうが無駄な費用を払わずに済むからです。

また、都市ガスであれば料金の安いガス会社をあなたが選ぶこともできるので、さらにお得になります。

以上が、物件を探す前にまとめておく項目です。次の章で、実際に物件を探すときに使うべき検索サイトを解説します。

2. 賃貸を探すときに使うべき検索サイト

先に結論から伝えると、賃貸を探すときはテレビCMでも有名な「HOME’S」が便利で使いやすいです。

詳しくは後ほど解説しますが、「HOME’S」ならストレスなく希望の物件を見つけることができます。

また、賃貸の検索サイトはネット上に数え切れないほどたくさんありますが、大きく分けて下記の4つに分けることができます。

それぞれどんな特徴があるサイトなのか、詳しく解説していきます。

2-1. テレビCMで有名な検索サイト

テレビCMで有名な検索サイトは、多くの不動産会社がお金を払って物件を掲載することで、数百万件もの物件情報が集約されています。

全国的に認知度が高いのは下記の3つで、このようなサイトのことを「ポータルサイト」と呼びます。

サイト 掲載物件数 公式HP
HOME’S 580万件 HOME'S
SUUMO 810万件 SUUMO
at home 240万件 at home

特徴としては、全国の不動産会社が紹介したい物件を掲載しているため、不動産会社に行かなくても募集物件を見ることができます。

また、気に入った物件を複数の不動産会社が紹介していれば、あなたが良さそうと思う不動産会社を選んで問い合わせることもできます。

ポータルサイトの縮図

サイトによって掲載物件数が変わるのはなぜ?

掲載物件数が変わる理由は、多くのユーザーに見られている人気サイトに物件を掲載する不動産会社が多いからです。

上記の3サイトで考えると、「at home」にお金を払って掲載するより、「HOME’S」や「SUUMO」にお金を払って物件を掲載したほうが、多くのユーザーに見てもらえます。

また、「HOME’S」と「SUUMO」で考えると、「SUUMO」のほうが掲載物件数は多いですが、実質的な物件の数はさほど変わりません。

以下のように、「SUUMO」は物件ではなく、紹介してる不動産会社の数で掲載物件数を表示しています。

SUUMOの掲載物件数の中身を表したイメージ

対して「HOME’S」は、複数の不動産会社が紹介していても、同じ物件なら「1件」とカウントして掲載物件数を表示しています。

HOME'Sの掲載物件数の中身を表したイメージ

つまり、物件の情報や量はさほど変わらないので、ストレスなく検索できる「HOME’S」を使うべきと言えます。

2-2. 大手の不動産会社が運営する検索サイト

下記の大手不動産会社は、それぞれ自社が運営する検索サイトを用意していますが、正直使うメリットは少ないです。

なぜかと言うと、掲載しているのは「自社管理物件が中心」ということに加え、9割以上の物件が「HOME’S」や「SUUMO」に掲載されているからです。

なので、上記のサイトより物件数が圧倒的に多い、「HOME’S」や「SUUMO」で探したほうが効率がいいです。

では、どういった人が使うべきかと言うと、下記のような人が当てはまります。

  • 芸能人やアニメキャラクターの契約特典をもらいたい人
  • 大手の不動産会社がいい人
  • 学生で1人暮らしをする人

契約特典には興味がなく、大手の会社でなくても理想の物件が見つかればいいと思った人は、「HOME’S」や「SUUMO」を使うべきです。

ただ、学生で1人暮らしをする人は、「エイブル」の検索サイトが使いやすいのでおすすめです。

「エイブル」の便利な検索機能とは

エイブルの「進学応援部」という検索サイトは、学校名を入力することで、学校周辺や人気駅の物件をすぐに検索できます。

また、学校周辺や最寄駅の家賃相場もわかるので、土地勘のないエリアに引越すときも便利です。

学校名で検索できる機能は「HOME’S」や「SUUMO」に用意されていないので、学生ならエイブルが使いやすいでしょう。

2-3. キャッシュバックをアピールしてる検索サイト

下記のキャッシュバックをアピールしてる検索サイトの特徴は、自社のサイトから物件を問い合わせて契約することで、1万円程度のキャッシュバックをもらえる仕組みです。

ただ、キャッシュバックをもらうには非常に複雑な申請や、指定の銀行口座を開設する必要があったりするので、正直おすすめできません。

また、通常の募集では入居者が集まりにくい不人気な物件を、キャッシュバック対象にしているケースも多いです。

2-4. 特定のジャンルに特化した検索サイト

ネット上には、下記のような特定のジャンルに特化した検索サイトが多くあり、目的に合わせて利用することが望ましいです。

サイト 特徴
1.ペットホームウェブ ペットが飼える物件だけを掲載してるサイト
2.カナデルーム 楽器の演奏ができる物件だけを掲載してるサイト
3.RENOSY 都心の高級マンションを掲載してるサイト
4.ウチコミ! 大家さん自身が物件を掲載してるサイト
5.REISM リノベーションされた部屋を掲載してるサイト
6.タカギプランニングオフィス おしゃれなデザイナーズ 物件を掲載してるサイト
7.リネア建築企画

上記の「1.2」に出てる物件は他のサイトにも掲載されていますが、飼えるペットの種類や演奏できる楽器の種類など、より詳しい情報がわかります。

「3.4」に出てる物件も他のサイトに掲載されていますが、他よりきれいな写真や大家さんしか知らない情報を見ることができます。

「5.6.7」に出てる物件は、他のサイトに掲載されていない物件が多いので、他では見つけることができなかった物件に出会える可能性があります。

物件を取りこぼさない程度に確認する

特定のジャンルに特化した検索サイトは、物件を取りこぼさない程度に確認しましょう。

なぜかと言うと、上述してきた他のサイトに比べて掲載物件数が少ないからです。

なので、「HOME’S」や「SUUMO」で物件を探した後に、「他に見逃してる物件はないか」チェックするぐらいの感覚で問題ありません。

Q. 「HOME’S」と「SUUMO」はどっちがいいの?

どちらも物件数が多くて便利な検索サイトですが、どちらか選ぶとしたら、下記の理由から「HOME’S」が便利で使いやすいと言えます。

  • 初期費用をすぐに確認できる
  • 周辺駅や路線図もわかる

HOME’Sの便利な機能①|初期費用をすぐに確認できる

「HOME’S」は以下のイメージのように、物件ページから「初期費用」と「月額費用」をワンクリックで確認できます。

HOME'Sの初期費用がわかるページ

引用:HOME’S

初期費用は部屋の条件によって大きく差が出るので、部屋ごとに必ずチェックすべき費用です。

一方で「SUUMO」の場合、初期費用を確認したいときは、不動産会社に問い合わせフォームを送って回答を待つことになります。

すぐに回答があればいいですが、数時間待つこともあるので、知りたい情報をすぐに確認できません。

また、不動産会社からメールもしくは電話がくるので、「不必要な営業は受けたくない」という人にはデメリットになるでしょう。

HOME’Sの便利な機能②|周辺駅や路線図もわかる

一般的な検索サイトは物件の最寄り駅だけですが、「HOME’S」は最寄駅だけでなく周辺駅や路線図もわかります。

以下の画像は、「渋谷駅」と「恵比寿駅」まで徒歩8分の物件ページに出ている周辺駅と路線図です。

HOME'Sの路線図がわかるイメージ図

引用:HOME’S

このように、最寄駅から3つ離れた駅までわかるので、土地勘のないエリアに引越すときも便利に使えます。

例えば「中目黒」に通いたい場合、どの駅からどの路線を使うべきか、ということがすぐにわかります。

上記だと「日比谷線」と「東急東横線」が中目黒に繋がっています。このとき、恵比寿駅から日比谷線を使えば中目黒まで1駅なので、日比谷線を使うべきということがわかるのです。

細かいところではありますが、以上の理由から、物件を探すときは「HOME’S」が使いやすいと言えます。

次の章で、実際に探すときの手順を解説します。

3. 4つのステップで簡単!物件探し〜内見予約までの手順

あなたが求める条件と、使うべきサイトがわかったら、下記4つのステップに沿って物件を探してみましょう。

この章では「HOME’S」の画面と照らし合わせながら解説していきます。

STEP1. 路線または地域でエリアを指定する

まずはエリアを選択しますが、以下のイメージに沿って「路線から探す」→「路線を選ぶ」→「駅を選ぶ」の順に指定します。

HOME'Sの検索画面

このとき、特定の住みたいエリアがある場合は「地域から探す」を使いましょう。

そして、希望の駅にチェックを入れたら「詳細条件を指定する」をクリックして、次のステップに進みます。

STEP2. 希望の条件を指定して検索

希望の駅またはエリアを決めたあとは、希望する「物件の条件」を以下のイメージに沿って指定していきます。

HOME'Sの検索画面

①賃料の上限を指定する

手取り月収25%前後を目安として、あなたに合う上限額を指定しましょう。

このとき、家賃がお得な物件もヒットするように、下限は指定しないでおきましょう。

②「共益費・管理費を含む」にチェックを入れる

共益費と管理費は「家賃とは別に毎月払う費用」なので、チェックを入れて家賃上限を超えない物件だけを検索しましょう。

③専有面積を指定する

専有面積を指定して、最低限あって欲しい部屋の大きさを決めましょう。

狭い部屋も候補に入れて探したい人は、指定する必要はありません。

④間取りを指定する

希望の間取りにチェックを入れましょう。

間取りにこだわりがなく、さまざまな間取りの部屋を探したい人は、チェックを入れる必要はありません。

⑤駅までの時間を指定する

物件から駅までの希望時間を指定しましょう。

繰り返しになりますが、駅まで歩く場合は「10分以内」で指定する人が多いです。

一方で、家賃が安い物件を求める人や、自転車で駅まで通うという人は「指定なし」で探すようにしましょう。

⑥築年数を指定する

新築や築浅の物件を求める人は、希望の築年数を指定しましょう。

築年数にこだわらない人や、リノベーション物件を検討したい人は「指定なし」で探すようにしましょう。

⑦建物構造を指定する

地震に強い「マンション」に住みたい人は、「鉄筋系」にチェックを入れましょう。

特にこだわりがなく、アパートや戸建てでもいいという人は、どこにもチェックを入れずに探しましょう。

続けて以下のイメージに沿って、部屋の設備などでこだわりたい条件を指定していきます。

HOME'Sの検索画面

⑧部屋の設備を指定する

部屋にあって欲しい設備や、セキュリティ面でこだわりたい条件を指定しましょう。

まずは絶対に妥協できないものだけにチェックを入れて、探しはじめることが望ましいです。

⑨該当物件数をチェックする

ここまでの各項目の指定が完了したら、画面左下の「該当物件数」をチェックしましょう。

このとき、「50~100件」ぐらいになっているのが理想的です。

仮に10~20件ぐらいの場合、物件数が少なく比較検討しにくいので、最悪なくてもいいと思える設備や条件のチェックを外してみましょう。

一方で、該当物件数が200~300件と多い場合は、こだわりたい設備や条件を追加して、物件数を絞るようにしてください。

STEP3. ヒットした物件を確認する

以下のイメージのように、ヒットした物件の一覧から気になる物件をクリックして、詳細ページを確認しましょう。

HOME'Sの検索一覧画面

詳細ページに入ると以下のような画面に切り替わります。

HOME'Sの検索画面

間取りや写真を確認して「良さそう」と感じたときは、右上の「⭐︎」マークをクリックして、お気に入り登録しておきましょう。

分譲仕様ってなに?

「分譲仕様」というキーワードをわかりやすく表現すると、グレードの高い物件となります。

主に「分譲マンション」や「分譲住宅」という、オーナーが自身の居住目的に建てた、あるいは購入した、戸建てやマンションのことを指します。

一般的な賃貸物件の仕様にはない、グレードの高い住宅設備が揃っているのが特徴です

初期費用をチェック

気に入った物件が見つかったら詳細ページの下まで進み、「めやすを見る」をクリックして初期費用をチェックしましょう。

HOME'Sの検索画面

周辺駅と路線図をチェック

周辺駅と路線図をチェックしたいときは、さらに下まで進み、「この物件で利用できる駅・路線から探す」をクリックしましょう。

HOME'Sの路線図確認画面

STEP4. 気になる物件はすぐに問い合わせてみる

気になる物件が見つかったら、すぐにメールか電話で問い合わせて、実際に空きはあるか、内見はできるのか、確認しましょう。

HOME'Sの検索画面

というのも、HOME’S含め、賃貸サイトで募集されている物件の中には、既に満室の物件や、申し込みが入ってる物件が数多く存在します。

なので、賃貸物件は実際に空いているか確認することが何よりも大切です。

申し込みが入ってる物件はダメなの?

既に申し込みが入っている物件は、先に申し込んでる人が「キャンセル」や「審査落ち」しない限り、あなたが契約できることはありません。

つまり、賃貸物件は「早い者勝ち」なので、先に申し込みできるか、できないかが勝負となります。

ですから、申し込みが入ってる物件は契約できる確率が低くなるので、候補から外すことが望ましいです。

実際に問い合わせるときは、電話のほうがすぐに最新の空室状況を教えてくれるのでスムーズです。

電話するときは、「●●マンションの●●号室は空いてますか?」と聞くだけで大丈夫です。

電話するのが苦手という人は、メールで問い合わせて不動産会社からの回答を待ちましょう。

空いていたらすぐに内見に行く

気になる物件が空いていたら、不動産会社の人と日程を調整して、なるべく早く内見にいきましょう。

上述したように、賃貸物件は早い者勝ちなので気になる物件はすぐに内見して、気に入ったらすぐに申し込むことが望ましいです。

ここまで解説してきた流れを把握しておけば、物件探しから内見予約まで簡単にできるでしょう。

次の章で、内見時に必ずチェックすべきポイントを解説するので、ダメな物件を選ばないように準備しておきましょう。

4. 内見で必ずチェックすべき10個のポイント

内見するときに下記10個の項目を必ずチェックしておけば、物件選びで失敗することはありません。

ネット上の物件情報だけではわからないことがたくさんあるので、項目ごとに詳しく解説していきます。

4-1. 部屋の日当たりをチェックする

ベランダや出窓から部屋の中に日は入るか、日当たりをチェックしましょう。

部屋の日当たりは生活する上で重要なポイントなので、内見は太陽が出てる日中に行くことが理想的です。

ただ、方角によっては日中でも暗いことがあるので、以下のイメージを参考に、東西南北それぞれの特徴を把握しておきましょう。

太陽の動きを表したイメージ

ちなみに、矢印のようなロゴと、Nと書いてあるロゴは、それぞれ方角を表しています。

見方としては、矢印の先端側とN側が「北向き」ということを覚えておきましょう。

北向き|日当たりが悪い

北向きの部屋は日当たりが悪いので、一番人気がない方角といえます。

夏場は涼しくて過ごしやすいですが、梅雨時期は湿気が溜まりやすく、冬場は非常に寒いです。

また、夏以外は洗濯物をベランダに干しても乾きにくい不便さもあります。

東向き|早朝から9時台の日当たりがいい

東向きの部屋は、早朝から9時台にかけて日が入ってきます。

つまり、朝起きてから家を出るまでの時間帯は日が入りやすいので、日中は仕事で家にいない人におすすめの方角です。

南向き|日中の日当たりがいい

南向きの部屋は、1日を通して一番長く日が入りやすい人気の方角です。

冬場でも太陽の日差しが入って部屋が暖かいので、日中はエアコンがなくても過ごせることが多いです。

一方で、夏場は暑くなりすぎることもあるので、遮熱タイプのレースカーテンを用意しておくことが望ましいです。

西向き|14時以降の日当たりがいい

西向きの部屋は、14時以降から日が入りはじめるので午前中は部屋が暗いです。

ただ、西日は日差しが強いので、夕方近くでも部屋が明るくなります。

ちなみに、「西日は暑いから嫌!」と毛嫌いされることもありますが、これは感覚的な問題なので、特に気にする必要はありません。

4-2. ネット環境と電波をチェックする

インターネット回線の種類と、スマホや携帯の電波が問題なく入るか必ずチェックしましょう。

電波は使ってるスマホや携帯を見ればすぐにわかりますが、回線の種類は不動産会社の人に確認してもらいましょう。

また、ポケットWi-Fiを使っている人は、室内でWi-Fiの電波が入るか確認したほうがいいので内見に持っていきましょう。

光回線でも速度が100メガになることがある

光回線だと「1ギガ」の速度が一般的ですが、古い物件だと建物設備の問題で、光回線でも「100メガ」の速度になることがあります。

この点に関しては、入居後に光回線を契約するとき初めて知るケースが多いので、事前に確認しておきましょう。

4-3. 設備の動作をチェックする

部屋の設備として用意されているものがあれば、問題なく使えるかチェックしましょう。

特に、下記の設備などは必ずチェックしてください。

  • エアコン
  • 換気扇
  • 浴室乾燥機
  • 水道の水圧
  • 排水の流れ具合

物件によってはブレーカーが切れていたり、水道が出ないこともあるので、不動産会社の人に許可を取ってから確かめてみましょう。

仮に気に入った物件のエアコンが古くて壊れそうなときは、オーナーに交換してもらえないか不動産会社の人に聞いてもらいましょう。

4-4. 騒音が気にならないかチェックする

騒音問題はトラブルに繋がることが多いので、必ずチェックしておきましょう。

このとき、部屋から音が漏れやすいか、外の音が部屋に入ってくるかを知ることが大切です。

まずは室内で音楽を流して、玄関前とベランダから聞こえるかチェックしてください。

次に、不動産会社の人に協力してもらいながら、外からの音が部屋まで聞こえるかチェックしてみましょう。

楽器を演奏するなら持っていきましょう

楽器の演奏ができる物件を探してるときは、内見時に演奏する楽器を持っていくことが望ましいです。

ピアノは持ち運びにくいですが、ギターぐらいなら持っていけると思うので、部屋で音を出してみましょう。

4-5. 湿気でカビてないかチェックする

日が当たらない場所や、クローゼットや押入れなど、カビが生えていないかチェックしましょう。

部屋に入ったとき「湿気くさい」と感じたら要注意です。日当たりが悪いアパートでよくあるので、気を付けてください。

また、窓のサッシ部分に結露によるサビがないかもチェックしておきましょう。

4-6. テレビ線の端子やコンセントの位置をチェックする

家具家電をどこにどう置くか決めるために、テレビ線の端子やコンセントの位置をチェックしましょう。

また、パソコンを繋ぐLANケーブルの差し込み口も、どこにあるかチェックしておくべきです。

キッチン回りの高い位置にコンセントがある場合、そこに冷蔵庫を置くということを覚えておきましょう。

4-7. 部屋のサイズをチェックする

実際に内見した部屋が気に入ったら部屋のサイズを測りましょう。

メジャーは不動産会社の人に貸してもらえますが、稀に持ってない人もいるので、自分で用意しておくことが望ましいです。

そして、部屋以外にも下記のサイズも測っておくことが望ましいです。

  • 玄関ドアの幅・高さ
  • 通路の幅・高さ
  • 洗濯機置き場の幅・高さ・奥行き
  • 冷蔵庫置き場の幅・高さ・奥行き
  • カーテンの幅・高さ

内見時にサイズを測っておくことで、後日採寸に行く手間が省けます。

また、サイズさえわかっていれば、インターネット通販で家具家電を買うときも困ることはないでしょう。

4-8. 窓や扉の立て付けをチェックする

古い物件だと隙間風が入ることが多いので、窓や扉の立て付けをチェックしましょう。

窓を閉めるときスムーズに鍵を閉めれるか、ドアを閉めるとき変な音がしないかなど、いろいろ試してください。

また、網戸に穴が開いていないかも一緒にチェックして、穴やキズが多いときは大家さんに交換してもらえないか、不動産会社の人に聞いてもらいましょう。

4-9. ゴミ捨てのルールをチェックする

ゴミ出しのルールは物件ごとに変わるので、必ずチェックしましょう。

また、区域によって分別方法や集荷の曜日が変わります。ゴミの処理に厳しい区域だと、細かく分別しないと収集してくれないこともあるので注意が必要です。

そして、ゴミ置き場が荒れてないかも必ずチェックしましょう。ゴミが散乱してたりする物件は管理が悪いと言えるので、できる限り避けるべきです。

4-10. 周辺環境をチェックする

内見時は物件だけでなく、周辺環境も必ずチェックしましょう。

駅までの道のりや時間のほか、自転車で通う場合は駅に自転車置き場はあるか、月額料金はいくらか、などもチェックが必要です。

また、生活する上で便利なお店は近くにあるかも重要なポイントです。下記は一般的にあると便利とされているお店の例です。

  • スーパーマーケット
  • ドラッグストア
  • 100円ショップ
  • クリーニング屋
  • 各種クリニックまたは病院
  • スポーツジム

治安の良し悪しもチェックすべき

特に女性の場合、治安の良し悪しは重要です。繁華街に近いエリアだと治安が悪いことが多いので注意しましょう。

土地勘がないエリアに住むときは、最寄駅の不動産屋に立ち寄って治安はどうか直接聞いてみるのもアリです。

ここまでが、内見するときにチェックすべき10個の項目です。

次の章で詳しく解説しますが、上記をきちんとチェックした上で、住みたいと思う理想の物件に出会ったらすぐに申し込みましょう。

5. 理想の物件に出会ったらすぐに申し込むべき3つの理由

実際に内見してあなたが理想とする物件に出会ったときは、下記3つの理由からすぐにでも申し込むべきと言えます。

そうは言っても「本当に申し込んでいいのかな…」と踏みとどまってしまう人が多いかと思います。

ただ、この章を見れば申し込みのハードルがグッと下がり、より希望の物件に入居できる確率が高くなるので詳しく解説します。

5-1. 賃貸は早い者勝ち!

繰り返しになりますが、多くの賃貸物件は先に申し込んだ人に優先権が与えられる、早い者勝ちのシステムです。

大袈裟な話ではなく、申込書の提出が10分遅いだけで2番手扱いとなり、入居できる確率が一気に低くなります。

あなたが内見したあと、「夜までに決めて連絡します!」と言ってる隙に別の人が申し込んでしまうと、あなたは2番手の物件を第一候補にしてる状態になってしまうのです。

物件で申込書を書くのが理想的

準備のいい営業マンだと申込書を用意しているので、理想の物件に出会ったらその場で申込書を書いて提出することが理想的です。

そうすれば1番手で物件を確保できるので、僅差で他の人に取られてしまう失敗がなくなります。

ただし、このやり方は理想の物件に出会ったときに限られる話です。

軽い気持ちで申し込みをして「とりあえず確保しておく」というのは、後々キャンセルする可能性が高いのでやめましょう。

申込書に必要な情報は?

申込書には下記の情報が必要になるので、事前に準備しておくことが望ましいです。

申込者の情報
  • 氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 配偶者(有・無)
  • 現住所
  • 居住年数
  • 居住形態(賃貸・社宅/寮・親元・その他)
  • 年収もしくは月収
  • 引越し理由(転勤・就職・更新・結婚・現住居手狭など)
  • 使用目的(住居・家族の住居・セカンドハウス・その他)
申込者の勤務先
  • 勤務先名
  • 勤務先所在地
  • 勤務先電話番号
  • 本社所在地
  • 代表電話番号
  • 勤務形態(公務員・正社員・会社役員・自営業・パート/アルバイト)
  • 勤続年数
  • 役職
  • 業種(製造・通信IT・サービス・小売・飲食など)
  • 従業員数
連帯保証人の情報
  • 氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 続柄
  • 配偶者(有・無)
  • 現住所
  • 居住年数
  • 居住形態(自己所有・賃貸・社宅/寮・親元・その他)
  • 年収もしくは月収
連帯保証人の勤務先
  • 勤務先名
  • 勤務先所在地
  • 勤務先電話番号
  • 本社所在地
  • 代表電話番号
  • 勤務形態(公務員・正社員・会社役員・自営業・パート/アルバイト)
  • 勤続年数
  • 役職
  • 業種(製造・通信IT・サービス・小売・飲食など)
  • 従業員数

5-2. 必要書類の提出は申し込みから2~3日後でも大丈夫!

申し込みと同時に審査で必要な書類を提出することが理想ですが、多くの物件が2~3日であれば待ってくれます。

なので、突如いい物件に出会ったときでも焦ることなく一旦申し込みをして、2~3日以内に下記の書類を提出しましょう。

  • 顔写真付の身分証明書(免許証やパスポートなど)
  • 収入を証明する書類(源泉徴収または確定申告書)

提出するときはメールやFAXで送ればいいので、わざわざ店舗に行く必要はありません。

契約金を払うのは申し込みから1~2週間後

一般的に契約金を払うのは申し込みから1~2週間後なので、申し込みと同時に多額のお金がかかることはありません。

ただ、不動産会社によっては「1万円~家賃1ヶ月分」の申込金を求められるケースが稀にあるので注意しましょう。

5-3. 契約書にサインするまではキャンセルできる!

常識的には微妙なところですが、賃貸物件は契約書にサインするまではキャンセルができます。

理由は人それぞれですが、「他にいい物件が見つかった」という理由でのキャンセルは非常に多く、賃貸業界では日常茶飯事です。

ただ、あなたがキャンセルすることで、契約にむけて準備していた大家さんや不動産会社の人たちの行動が無駄になることを忘れないようにしましょう。

6. まとめ

賃貸の探し方について解説してきましたが、いかがでしたか。

大前提として、物件探しは引越したい日の「2ヶ月前」から探しはじめるのがベストで、あなたに合う条件をまとめてからネットで探すのが主流です。

この段階でまとめておく条件は下記の通りです。

条件をまとめた上で、賃貸物件を探すときは「HOME’S」が便利です。

「HOME’S」であれば物件数も多く、初期費用や周辺駅も簡単にわかるので、土地勘のないエリアに引越すときも使いやすいです。

そして、気になった物件を内見して理想と思える物件に出会ったら、早い者勝ちなのですぐに申し込むようにしましょう。

また、申し込むときや契約するときに必要な書類を知りたい人は、下記の記事を確認してください。

この記事を読んだことで、正しい賃貸の探し方が身につき、理想の物件に出会える確率が高くなることを願っています。

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